カテゴリー別アーカイブ: CAの雑学

合格するメイクアップのポイント(1)

CAと言えばメイクバッチリ、なイメージですね。

社内ではメイクアップに関するレッスンがあったり、やり方にも様々な決まりがあり、メイクアップがCAにとって重要なことは言うまでもありません。

ただし、自己流のメイクアップと航空会社のメイクアップは違います。

まず、今日は1番大切なポイントから。

メイクアップで1番重要なパーツはなんだと思いますか?

メイクと言えば目?

アイメイクをしっかりして目力アップを狙うのが正解でしょうか。

いえ、違います。

正解は、肌。ベースメイクが1番重要です。

もし皆さんがお客さまだったとしましょう。

アイメイクの薄い方に接客されても何も思わないと思いますが、お肌の汚い方に接客されたらどうでしょう?

正直、少し不快な気持ちになりますね。清潔感が感じられないからかもしれません。

接客業を担うに当たって、印象で1番重要なのは肌だと思います。

メイクの流行は『目』ですがアイメイクは個性を強調するもの。人によっては好き嫌いもあります。プライベートではおおいに結構ですが、航空会社が求める容姿は個性より『全体美』。

肌の美しさは清潔感や洗練された美しさをアップさせます。肌が美しいということは身体が健康であることを表すサインでもありますし、肌の美しい人を嫌いだという人はいないでしょう。第一印象が勝負のCAにとって、肌が美しいということは大変重要です。

実際にニキビができてしまうと治るまで乗務停止・・・という航空会社もあるくらいです。(某トップエアラインです)

私の会社でも肌が荒れていたり、ニキビがひどかったりすると上司にしっかり直すように言われます。

そのくらい会社も重要視していますから、試験管もそこ(肌)をばっちりと見ています。

肌は1日2日では変わらないもの。メイクのテクニックは1日習えば身に付きますが、お肌はそうはいきません。

普段からコツコツとできることとしては、まずは健やかなお肌をキープすることからおすすめしたいと思います。

必ずや、武器になるでしょう。

次回からは、もっとテクニック的なメイクアップ方法やスキンケアの方法などについてもお話したいと思います。

キャビンアテンダントはこんなところで寝ている? 真相3

さあ、飛行機に搭乗しました。

更に一瞬の気も抜けません。

まず安全確認のミスは絶対にゆるされません。

そして、360度お客様の目にさらされながら、マニュアルとおりの手順を守り、常に笑顔で姿勢よく、目線を合わせて個々のお客様に丁寧に対応します。

ビジネスクラス以上のお客様でしたら、全員お名前を覚えることも基本です。

あちこちでコールボタンが鳴り響き、いく先々で様々なことを頼まれます。それらに確実に対応する一方で食事の配膳、免税品の販売などを時間通りに進めていかなくてはなりません。

目のまわるような忙しさと息が詰まるような緊張感の中で夢中で仕事をするのです、しつこいようですが常に笑顔で。

ようやく、フライト半ばに差し掛かると一旦交代で休憩を取るわけですが・・・

もしフライトがデイフライト(昼間のフライト)でしたら、休憩がとれるのはもう夜の12時を回っている頃になります。

少しは休みをとっておかないと集中力や注意力にも限界があり、

万が一人命に関わる危険事態を引き起こすことになろうものなら取り返しがつきません。

まだ、後半も5〜6時間は残っているのです。

このような経緯があって、CREWの休憩所が設置されているのですよ。

皆さんがその場所や休憩時間に気づかないのは何故でしょう。

CAは機内でお客様にOFFの姿を見せることはないからです。

寝起きの姿を見せることなどありえませんし、寝癖やお布団のシーツの跡が顔についているCAは居ませんよね。

お客様の前では常に完璧なサービスマンであるCAのプロフェッショナル意識の高さ故、

CAの休憩場所はいつまでも秘密につつまれた花園、いやサンクチュアリであるのです。

キャビンアテンダントはこんなところで寝ている? 真相2

前回はCREWバンクでの過ごし方についてお話しましたが

CAにとって、休息がどれほど大切か、ということについてお話したいと思います。

 

『あんなベッドで寝てるなんて知らなかった!!いいな〜〜』

『エコノミーのシートより全然広くて羨ましい』

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。

 

CREWバンクで休むことのできるフライトとは、基本長距離だけなのですが、その長距離フライトに出るまでのCAの一日を追ってみましょう。

搭乗時間の数時間前に出社時間が定められているのですが、もろもろ準備があるためCREWは更にその2時間〜3時間前には出社するのが普通です。

もろもろの準備とは・・・着替え、ヘアセット、メイク、荷造り、外貨の用意、出社確認、同乗CREWのチェック、顧客情報チェック、サービス内容のチェック、安全チェック、資料のコピー、マニュアルのチェック、天候のチェック、行き先の国の入国書類の準備・・・・・延々とすることがあります。

一つの漏れやミスは許されず、そしてスケジュールは全員違うため、全て一人で責任を持って行わねばなりません。

それが終わり、荷物検査、入国審査を経て、機内準備(その日の食事や飲み物、免税品をすべてチェックします、200人〜400人分あります)に取りかかり、最終チェックにOKが出て、ようやくお客様をお迎えすることができます。

 

気がつくと、すでに自宅を出てから4〜5時間は経過しているでしょう。

 

さあ、ここからようやく本当の12時間のフライトが始まるのです!

 

キャビンアテンダントはこんなところで寝ている? 真相1

先日、ネット上でたくさんみかけたこちらの記事

『キャビンアテンダントはこんなところで寝ているらしい』

http://www.huffingtonpost.jp/2014/09/13/where-flight-attendant-sleep_n_5817032.html#

 

787 Dreamliner Aircraft Previewed Ahead Of Singapore Airshow

 

787 Dreamliner Aircraft Previewed Ahead Of Singapore Airshow

 

California Governor Brown Speaks At Boeing Facility During Debut Of New 787 Dreamliner

 

う〜ん!うらやましい!!

 

こちらはボーイング社の最新機種787のクルーバンク(寝室)の画像ですね。

しかしCAが皆こんな立派なお部屋でぐっすりと睡眠を取っていると思われたら、それは大間違いです!

CREWの寝室スペースというのは機種が新しいものになればなるほど居住性は格段に上がっているものなのですが、

最新機種というのは航空会社では保有している機材のごく一部。毎回毎回この機材にあたるわけではありません。

ちなみに大型機では2機種前に当たるいわゆる通称ジャンボB−747−400のCREWバンク(寝室)は、大部屋で誰もが寝ているところが丸見え、ベッドは小さく硬く、寝心地は病院の診察台のような感じでした。

しかも、ザ・体育会系の航空会社のしきたりに則り、奥まった静かなスペースは先輩のもの、新人は出口に近い明るくてうるさく居住性の悪いところ、と決まっていました。

ましてや先輩がお休みになるまで自分がベッドに入ることなどできず・・・そして先輩より遅く起きることも許されず、結局長距離12時間強のフライトで数十分なんて時もありました。

もちろん眠れる訳がありません。ふう〜〜っとしばし肩の力を抜くくらいですね。

はっきり言って、CAのCREWバンクでの過ごし方は雑誌を読んだり、乾燥防止のパックをして・・・などという優雅なイメージとはかけ離れていますよ。(業務に余裕のでてくるベテランCAですと少しは『楽しむ』?ような過ごし方ができることもありますが)

休憩時間に少しでも体力を回復したり温存していないと、地獄の後半戦で使い物にならなくなりますから・・・

もうみんなそれは生きるか死ぬかといった感じで毛布をかぶっていましたよ。