カテゴリー別アーカイブ: 航空会社について

CAになってよかったこと(2)

皆様はテーブルマナーやお食事のルールをどのくらいご存知でしょうか。

コース料理の順番、飾り皿の使い方、カトラリーの正しい順番、グラスに注ぐお飲物の量、ティーセットのセッティングの仕方、お食事とワインの相性、世界中のチーズの種類、紅茶の種類・・・・

身近な和食ですら、自分から見て左右どちら側がご飯茶碗と汁碗か、正しい位置をご存知でない方もいるかもしれません。

これらは女性であれば当然教養として、知っているはずのことです。

洗練された一流の女性になるのであれば、知っているだけでなく、日々実践し、習慣として身につけるべき事柄ですね。

航空会社では主にファーストクラス訓練の時にそれらを全て研修で習い、日々仕事で実践して身につけてゆきます。

前回もお話した内容になりますが、お給料をいただいて、こんなお勉強ができ自分磨きができるというのは本当に恵まれたお仕事だな、と思っていました。

マナー教室、テーブルコーディネート教室、チーズやワインの教室、高級レストランでの食事・・・

本来ならば、自分で投資をして身につける事柄を会社がすべて教えてくれるのです。それもプロとして接客できるレベルにまで訓練してもらえますからクオリティの高いものが身に付きます。

CAは女子力が高い!と世間では思われていますが、会社がこのような女子力アップのレッスンを行っているのですから当然ですね。

未だに男性から人気の高い職業のCAですが、容姿だけでなく女性としてのマナーと教養を身につけているから

という理由も多いにあると思います。

CAの英語、TOEICは必要??国内航空会社編

こんばんは。

引き続き英語の話が続きます。

よく、TOEIC何点必要ですか?という質問がありますが

国内航空会社では◯◯点以上、という応募基準が定められています・・・

もちろん点数の証明書も添付しなければなりません。

実は私は、新卒当時TOEICは500点台という、大変恥ずかしい結果でした・・・

もちろん、応募基準には満たなかったのですが何食わぬ顔で証明書も貼付け、提出致しました。

結果は合格でした。

最終面接の際に『入社したらもう少し英語も頑張ろうね』と言われたような言われなかったような・・・とにかくそこに関して厳しく追求されることはありませんでした。

エントリーシートの他の項目に関してはたくさんの質問を受けましたが・・・

ですから、『受かるエントリーシート』を書いていれば、

言い換えれば

英語以外で採用側の関心を引き出し魅力をアピールできれば

TOEICの点数など多少の不備は不問にしてもらるでしょう。

前回も言いましたが、

英語だけでなく、魅力の平均点の高い子が欲しいという原則を忘れずに。

もちろん、点数が高いにこしたことはありません。

英語は時間のある時期からコツコツとやっておきましょうね。

CAの英語(1)外資航空会社編

国際線のCAというと、『英語ペラペラ』なイメージがありますね。

CAに必要な英語力というとバイリンガル並みのスキルを想像されるかもしれませんが、

実はそうでもありません。

日系、外資系を比べるとやはり外資系の方が高いスキルを求められます。

今回は外資系エアラインについてお話しましょう。

エントリーシートから面接まですべて英語で行われますから、それなりに英語ができないと試験を受けることすら困難です。

何より、外資系は受験者に英語力に自信のある海外生活経験者が多いですから、そういったライバルに打ち勝つ為にも英語力がないと戦えないでしょう。

しかし、外資系のエアラインはどうして日本人乗務員を採用するのか、考えてみたことはありますか??

何も英語が母国語ではない日本人をわざわざ採用しなくても、(訓練や渡航費など多くの経費がかかることです)すべて自国の乗務員を雇えばいいはずです。

日本人が外資系エアラインに採用される理由、それは

『日本人のお客さまを接客する為であり、つまり日本語要員として』

そして昨今では

『おもてなしに表されるような日本人の高いホスピタリティースキルを求めて』

採用されるのです。

ですから、外資系航空会社では英語だけで勝負するのではなく、

日本人として何ができるか、どのようなメリットやサービスを提供できるか

そちらを全面に出して採用試験の臨まれるとよいでしょう。

ちなみに私は大手日系航空会社におりましたが、その在籍中にご縁あって中東の某ナショナルフラッグエアラインからヘッドハンティングを受けました。

私はそんなに英語が堪能ではないのですが、書類、一次、二次を通り越し、最終面接から受けて欲しい、と言われました。

私は当時の環境に満足しておりましたので、そのようなお話は辞退すると一旦お伝えいたしましたが、その後も何度か勧誘のメールを戴きました。

その時のお相手のエアラインのボスは、『日本の航空会社のファーストクラスを専任できる高いホスピタリティーを持った人材が欲しい』と言っておられました。

それは経験者だけではなく、新入社員に求める期待でもあるでしょう。

言い換えれば英語よりも

日本人としての感性、美徳、ホスピタリティーを体現できるかどうかが大切であることを忘れないで下さい。

第一印象が大切な理由(1)

もしあなたが初対面の人に会った時、

人は第一印象だけで今後のその人に対するイメージの90パーセントを決めてしまう

と言われています。

これは航空会社の入社試験だけでなく、それ以外の就職試験でも当てはまりますし、社会人の人間関係の基本の重要ポイントだと思って肝に銘じていた方がいいことだと思います。

『第一印象なんて、その後の付き合い方次第で改善することは可能。私にはこんなにいいところが実はあるんだし、時間をかければわかってくれるはず』

そう思って第一印象を一過性の印象だと思って軽視している方はいませんか?

第一印象をその後180度覆すのはほぼ無理でしょう。

多少努力して改善できたとしても多大な時間と労力を必要とします。

ましてや、航空会社のCAとして第一印象が悪いというのは致命的です。

搭乗後、初めてお会いしたお客様と長距離フライトだったとしてもご一緒する時間は12〜13時間です。

第一印象でしくじった場合、それを取り返す時間などありません。

お客様とその後、接待や懇親会や立ち飲み屋で一杯ひっかけながら徐々にお互いの懐に入り込んでいく、そんな時間はCAにはないのです。

もし、CAの第一印象が悪くてお客様に満足していただけなかったり、むしろ不愉快な思いを抱かせてしまった場合、お客様にとっては『そのCAの印象=航空会社の印象』となり会社自体が大変不利益を被ることになります。

ですから航空会社では第一印象の悪いリスキーな社員は採りたくありません。

どんなに美人ですばらしい経歴があっても、です。

航空会社が『第一印象』を重要視するのは

『第一印象』は、航空会社にとって利益に直結する顧客満足度を多いに左右するから。

なんですね。

だから会社は『第一印象のいい人』が欲しいのです。

採用では『自社の利益に貢献してくれる人』が欲しい、という大前提を忘れずに。

 

では第一印象アップのコツはまた次回・・・